DIY雨漏り修理ができるかについて調べました
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  2. 雨漏りの原因って?雨漏りしやすい場所をチェック
  3. 雨漏り修理ってDIYできる?応急処置の方法は?

雨漏り修理ってDIYでできるの?
雨漏りの応急処置について解説!

最近のDIYの流行に乗って、自分で雨漏り修理をしようと考える人がいるかもしれません。

ここでは雨漏り修理をDIYで行うメリット・デメリットや、そもそも自分で雨漏りの修理はできるのか、また、すぐできる応急処置の方法について詳しく解説します。

雨漏り修理をDIYするメリット・デメリット

有名人の影響もありDIYにとても魅力を感じている人も多いと思いますが、ここでは雨漏り修理に限定してDIYで行うことのメリット・デメリットをまとめました。

メリット

費用を抑えられる
実は雨漏り修理をDIYで行うメリットはこの1点しかありません。
雨漏り修理は原因を探るための事前調査が必要で、状態によっては大掛かりな工事になることもあるため、安く済むものではありません。その点、自分で行うDIYならば、修理する工具や補修材だけの費用で済みます。

デメリット

転落の危険がある
勾配のある屋根や2階・3階の外壁など、雨漏り修理は高所の作業となることが多いです。慣れていない人が作業をすると、足を滑らせて転落してしまう危険性があります。
屋根を壊すことがある
屋根に上ると転落の危険だけでなく、屋根材を破壊してしまうこともあります。例えば現在の戸建ての主流であるスレート葺きの屋根の場合、スレートの厚みが5mm程度しかないため、躓いて踏み抜いてしまうことも考えられます。
根本的な解決が難しい
雨漏りしている場所を塞ぐだけでは、水が溜まってくればまた雨漏りしてきます。その結果、修理業者を呼ぶことになり、費用が高くついてしまいます。
業者の妨げになってしまう
中途半端にDIYで雨漏り修理を行うと、最終的にプロに頼むようになることが大半です。その際、業者はDIYで施した処置を一度すべて撤去して、下地から作り直すことになってしまいます。そのため、工事期間は長く、費用も多くかかってしまうのです。
雨漏り修理をDIYするメリット・デメリット

雨漏り修理はDIYしても大丈夫なのか

雨漏り修理は、DIYで行うのは応急処置までにして、きちんと業者に依頼することが一番おすすめです。

雨漏りをDIYで一時的に止めることはできても、根本的な原因を見つけることは素人にはとても難しく、正しい修理方法の判断もできません。大本を修理しないと、建物内部の見えないところで雨水によるカビや腐食が進み、建物全体の劣化が早まってしまいます。また、間違った補修材を使用することで、かえって建物を傷めてしまったり、雨漏りがひどくなったりすることもあります。

雨漏りは、専門的な知識を持って正しく修理してくれる業者に依頼しましょう。

なお、雨漏りを放っておくと家財が濡れてしまったり、壊れてしまったりするので、応急処置は必ず行いましょう。応急処置の方法は次の項目で詳しく説明します。実施する前に以下の条件を参考にしてください。

安全性が確保できる
屋根や外壁の高い場所など、危険性の高いところでの作業は行わないようにします。
空気が乾燥している
雨の日やその前後など湿度が高い場合、応急処置として使用する補修材が定着しにくいです。なるべく晴天で乾燥している日を選びましょう。
雨漏りしている場所が1か所で、かつ少量である
複数の場所で雨漏りしていたり、大量に水が漏れていたりする場合には、大掛かりな修繕が必要になることが多いです。すぐに業者に依頼しましょう。
雨漏り修理はDIYしても大丈夫なのか

自分でできる雨漏りの応急処置方法

雨漏りを発見して、前項の応急処置の判断基準に合致するようであれば、自分で処置を行いましょう。ここでは自分でできる範囲の応急処置の方法をご紹介します。これらはあくまで一時的な処置なので、必ず修理業者へ連絡し、根本的に解決するようにしましょう。

①バケツ
一番手早く、かつ簡単にできる方法です。雨漏りがしている場所にバケツを置いて、水たまりが広がらないようにしましょう。バケツの中に雑巾やタオルを入れておくと、水撥ねを防げます。また雨漏りしている場所の近くに家電製品がある場合には、すぐにコンセントを抜き、ビニール袋を被せておきましょう。 ①バケツ
②防水テープ(防水気密テープ)
窓サッシなどの隙間から雨漏りしている場合に有効な処置です。見た目はガムテープと似ていますが、防水加工が施されています。
防水テープの貼り方
ほこりや汚れ・水分を拭き取る→乾燥させる→下から上へ貼る
※窓の場合は、下辺→両端→上辺の順で貼ります。
②防水テープ(防水気密テープ)
③コーキング
外壁やバルコニー、サッシに使用できる応急処置です。雨漏りしている場所にコーキング剤を流し込んで雨水を止める方法で、専用の道具が必要です。
※下記の場合はチューブタイプのものがおすすめです。
  • 壁に空いた小さな穴を塞ぎたい
  • ちょっとだけ使えればいい
③コーキング
④雨漏りストップ材
ひび割れのあるコンクリート屋上(陸屋根)に効果的な応急処置です。小さな短冊状の雨漏りストップ材は、水にぬれるととても小さな粒子になり、コンクリートの隙間に入り込みます。そして、入り込んだ先で凝固し、雨水の侵入を防ぎます。
雨漏りストップ材の使い方
雨が降っていないことを確認→雨漏りストップ材を撒く→ジョウロなどで水をかける
※以下の場合、雨漏りストップ材は使えないためご注意ください。
  • 防水シートで既に防水加工がされている
  • ウレタンなどで既に防水加工がされている
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